C型肝炎とは

肝炎には、いろいろ種類がありますが、最近薬害によるC型肝炎訴訟が問題になっています。薬害C型肝炎とは、ウィルスに汚染された血液製剤「フィブリノゲン」などを投与されC型肝炎に感染したものです。
C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスに感染することで発症するウイルス性肝炎の一種です。
病原体は、フラビウイルス科へパシウイルス属に属するC型肝炎ウイルスです。
C型肝炎は血液が主な感染経路であり、予防接種の際の注射針や注射器の使い回しによる感染、輸血、非加熱血液凝固因子製剤の投与などは、過去に起きた感染原因で、現在このような感染は考えられません。
現在は、医療機関での針刺し事故、覚せい剤などの同じ針による使い回し、性行為などで、ごくわずかの頻度で感染があるようです。

急性肝炎と慢性肝炎

肝炎を大きく分類すると、急性肝炎と慢性肝炎に分類されます。
急性肝炎とは、広範な急性炎症を起こす肝障害をいいます。症状としては、自覚症状はほとんどなく、発症初期に発熱や全身の倦怠感、その後食欲不振や吐き気、嘔吐がみられます。原因となるウイルスの種類により、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、D型肝炎、E型肝炎、その他のウイルスによる肝炎に分類されます。
慢性肝炎とは、肝臓の炎症が、6か月以上続いている状態をいいます。慢性肝炎の原因のほとんどは、B型・C型肝炎ウイルスの感染によるものです。C型肝炎ウイルスは、輸血をはじめ、血液を媒介とした接触で感染し、B型肝炎ウイルスは輸血や性行為、出産時の母子感染などで感染します。
自覚症状は少ないが、この状態が数年から数十年続くと肝硬変、さらに肝臓がんになる可能性があります。

C型肝炎の治療法

インターフェロンを投与する。急性肝炎では発症後6ヶ月以内に投与すれば著明に改善します。慢性肝炎ではインターフェロン単独投与とインターフェロン+リバビリン併用療法が原則的な治療法であり、現在ではポリエチレングリコール付加インターフェロンαとリバビリンの併用が中心となっています。
対症療法
急性肝炎で消化器症状が強ければ栄養補給を行います。
また、慢性肝炎で上記の抗ウイルス療法の予後が良くない場合、あるいは医師の判断によっては、肝機能を改善するための投薬が行われるケースもあります。
主な薬品としては、グリチルリチン、ウルソデスオキシコール酸、肝臓加水水解物、小柴胡湯といった製剤が用いられます。
血中の鉄分が肝機能に悪影響を与えるとし、瀉血療法を用いることもあります。



Copyright © 2007 C型肝炎とは